Disribution Center 「A」

地域 ：

愛知県弥富市

延床面積 ：

20,000.51 ㎡

階数 ：

平屋建

構造 ：

S造

設計コンセプト ：

点在していた配送センター（ドライ、チルド、プロセスセンター）を本計画地に集約し、精肉の加工プロセスセンターを新事業として付与する事で、各店舗への物流コスト削減、人材の効率化を行い、エンドユーザーに対し更なるコストパフォーマンスの実現を可能とする工場の建築の計画である。
現40店舗から最大で70店舗まで対応可能な平面計画とした。
又、1日最大パック処理数：180,000パック（想定）を可能にした本工場により、各店舗におけるバックヤード面積の縮小によるイニシャルコストの削減、及び人件費等によるランニングコストの削減も、同時に実現が可能になった。
ＨＡＣＣＰ、ＩＳＯの取得可能な衛生管理を目標とし、明確な衛生エリア区分により動線の単純化、日常メンテナンスを考慮した建築計画を行った。結果、外部からの汚染物の進入も防ぐことができ、より高い衛生管理が可能な施設計画となった。
又、1拠点での配送センターとなる為地震、災害対策として、液状化対策の地盤改良、停電時には非常電源を接続できるプラグを設置する事で災害にも備え、センター機能停止となりうる可能性を最大限削除する方針で設計した。